Karl Andersson

著者紹介

ドイツのベルリン自由大学で人類学修士課程を修了した人類学者のカール・アンダーソンと申します。

私の研究の焦点は日本のサブカルチャーで、特にショタ漫画と同人誌文化です。すでに何人かの日本の研究者や著者の方々と、協働させていただいております。

私の修士課程の専門は映像人類学でしたので、通常の研究方法(アンケート、インタビューなど)に加えて、映画作成も行いました。

イギリスのある大学で博士課程を始めましたが、私の研究のテーマ(ショタ漫画)は西欧では批判の的になりやすく、メディアを巻き込んだ大きな炎上騒ぎになり、結果として私は大学を追放されました。それ以来、私は独自に研究を行っています。

大学に入る以前は、私はジャーナリストをしていました。出版業界で働き、自分で編集した雑誌も出版していました。

修士課程(2018~2020)

ベルリン自由大学 映像人類学修士課程

2019-20年に東京と横浜でフィールドワークを行いました。

研究の結果は修士論文でまとめ、ドキュメンタリー映画「Unreal Boys」を作りました。

「Unreal Boys」は様々な映画祭で上映され、アメリカ人類学会のSociety for Visual Anthropologyから「Best Student Film」を受賞しました。

博士課程(2021~2024)

マンチェスター大学 日本学博士課程

在学1年目に研究計画を準備しました。大学追放後、独自に計画に沿って、2023年に東京でのフィールドワークを実施しました。

研究の成果を書籍「Impossibly Cute Boys: The Healing Power of Shota Comics in Japan」(2024)として出版しました。

以下から入手可能です:

個人出版(2006~2017)

私は10年間にわたって独自の雑誌を出版してきました。

テーマはサブカルチャー、LGBT、表現の自由などです。

2025年に、私はこれらの雑誌の記事を「Real Journalism」という書籍にまとめて出版しました。

研究インターンシップ(2013)

日本に三ヶ月滞在した際、私は東京の出版社の誠文堂新光社で研究インターンシップをさせていただきました。

何人かの編集者やアートディレクターへのインタビューに加え実際の印刷所の見学を通じて、私は日本の雑誌の出版プロセスを企画から印刷まで通して観察することができました。

このインターンシップはスウェーデンジャーナリスト協会の資金援助を受けて行われました。

現在進行中のプロジェクト(2025)

プロジェクト1

出版のお願い

現在、私の書籍「Impossibly Cute Boys」を日本語で出版する計画を進めております。日本語翻訳も含めて手掛けていただける出版社を探しております。

この書籍出版にご興味をお持ちでしたら、是非ご連絡を頂けたら嬉しいです(日本語可):

karl.andersson アットマーク fu-berlin.de

プロジェクト2

同人誌の製造ドキュメンタリー

同人誌を印刷する全工程を動画撮影して短編動画としてまとめたいです。

加えて、印刷会社の代表の方に同人誌印刷業界の現状についてインタビューしたいと思います。

完成したドキュメンタリーは映画祭に出品されるほか、YouTubeでも公開される可能性があります。

このプロジェクトは日本在住の日本人共同研究者と一緒に進める計画です。

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